前回は「遊び」「欲付け」「我慢」の基礎を紹介しました。
今回はいよいよ、オビディエンスの基本動作を実践していきます。
■ 基本動作① 停座(おすわり)
最初の目標は「お尻が地面につくこと」。
そこから徐々に姿勢と位置を整えていきます。
● 理想の姿勢
- 前胸を張り、背筋が伸びている
- 顔が上がり、飼い主とアイコンタクトが取れている
● 座る位置
- 正面:犬の下顎が飼い主のお腹に近い位置
- 脚側:犬の肩が飼い主の左膝と揃う位置
最初から完璧を求めず、少しずつ整えていきましょう。
■ 基本動作② 伏臥(ふせ)
最初は「お尻と両肘が地面につく」ことができればOKです。
● きれいな伏せの教え方
- おやつを犬の鼻先から前方へゆっくり下げる
- 上から与えると肘が浮きやすいので、前に差し出す
- 早く伏せられたらしっかり褒める
伏せは落ち着きを引き出す動作なので、散歩前や来客時にも役立ちます。
■ 基本動作③ 静止(まて)
「まて」は停座・伏臥・立止のどの姿勢でもできることが理想です。
● まての教え方
- 最初は1秒でOK
- 成功したらすぐ褒める
- 徐々に時間を伸ばす
- 飼い主が動く距離も少しずつ増やす
食事前の「まて」も良い練習になりますが、長時間待たせるのは逆効果です。
■ 基本動作④ 歩行(脚側歩行)
脚側歩行とは、飼い主の左側を落ち着いて歩くことです。
● 脚側歩行のポイント
- 犬の肩が飼い主の左膝と揃う位置
- 引っ張らせない
- 歩きながらアイコンタクトを取る
- 曲がるときは犬にわかりやすく体を使う
散歩の質が劇的に変わるため、最も実用性の高いトレーニングです。
■ まとめ:基本動作は“少しずつ・確実に”
オビディエンスは、
遊び → 欲付け → 我慢 → 基本動作
という流れで進めると成功しやすくなります。
焦らず、楽しく、少しずつ。
これが上達の近道です。
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